ギリギリアウトらしい新歓記事の墓場
解剖学的嗅ぎ煙草入れ、この言葉に聞き覚えがある人はどれくらいいるのでしょうか。まだこの言葉の意味を理解する瞬間を待っている人が人類の過半数を占めているという事実に僕は感動を禁じ得ない。
細身の女の解剖学的嗅ぎ煙草入れで酒が飲みたい。
ちょっとアンニュイな感じで、ピースを吸うショートカットの女。
細身の女の解剖学的嗅ぎ煙草入れで酒が飲みたい。
ロックのウイスキーを飲んでいる細身な彼女。
細身の女の解剖学的嗅ぎ煙草入れで酒が飲みたい。
ああ、取り乱してしまいました。まずは解剖学的嗅ぎ煙草入れとはなにかというところからおそらく説明した方がよいでしょう。
解剖学的嗅ぎ煙草入れ、タバチエールというのは手の親指を外転させたときに付け根のあたりにでるくぼみのことです。
まあこの説明で世界に現存するエロースのすべてを超越するくぼみへの感動に打ち震えている人もいるでしょう。しかし、まだ足りません。私が今考えていることは
細身の美少女の解剖学的嗅ぎ煙草入れで酒を飲む
これです。
いいですか?想像してみてください。背の高い、そうですね173cmにしましょう。奇数です。奇数にまつわる女の方がよりスケベです。173cmでひどく細身です。おそらく運動なんてのはしません。ご飯もそれほど食べないでしょう。栄養が足りていないのか目に力はありませんが切れ長で一瞬の隙を見逃さないようなそんな感じがします。生き物として負けている感覚は身体的にはないはずなのにどこか臆してしまうような力強さがあります。この世界ではないどこかで恐ろしいエネルギーを持て余してこちらの世界に余剰分がはみ出しているような、そんな感じです。そんな細身な女が大きな単行本を読んでいます。持てるのか?と心配になるような分厚くてなんだか魔女が持っていそうな本です。片手で持っているから親指が外転し魅力的なくぼみがあなたから少しだけ見えます。場所はどうしましょう。駅からは近いのに人のあまり通らない路地のすこし薄暗い、あなたの好きな喫茶店にしましょうか。あなたはもう温くなってしまったコーヒーを飲んで勉強も一息つきあたりをぐるっと見ましたところその女を見ました。
その女の恐ろしく魅力的な解剖学的嗅ぎ煙草入れを見てあなたは思わず唾をのみます。ごくん。静かな、どこまでも静かな喫茶店だからもしかしたらこの音があの女に聞こえるんじゃあないかとあなたは不安に思う。そこであなたは考えるわけです。この温いコーヒーは放っておいてあの女の深く暗く美しいくぼみで酔いたいと考える。きっと格別な味がすることでしょう。きっとです。何を飲むのがよいだろうかとあなたは思案します。酔うために買ってあるような家にある酒ではいけないと、あなたは思うのです。あの女のための酒を用意しなくてはと。
どうですか?言ってることが分かりますか?解剖学的嗅ぎ煙草入れで酒を飲みたい。いたって普通のいたって常識的欲求なんです。
さて、せっかく艦これ同好会の記事ですから誰かモデルを決めてその艦娘の解剖学的嗅ぎ煙草入れで飲みたい酒を考えましょう。
榛名で行きましょう。戦艦はおそらく背が高い。高速戦艦とも呼ばれていたからある程度細身だと考えてもよいでしょう。考えるお酒ですがここでは僕が東北に住んでいることもあって東北の日本酒から選んでいくことにします。
赤武(AKABU)
まず選んだのは赤武です。これを選んだ理由は酸味!酸っぱいお酒を解剖学的嗅ぎ煙草入れで飲めば思わず死ぬほどうまい汗なんじゃないかと勘違いすること間違いなしです。
日高見
世界三大漁業の一つ、金華山沖に蔵を持つ日高見を選びました。うまい魚に合う酒を造るということを目標に作られただけあって刺身などの愛称は抜群です。榛名と海を見ながら海の厳しさ、海の恵みに思いをはせて解剖学的嗅ぎ煙草入れでグイっと行きましょう。
飛露喜
王道オブ王道の酒をチョイスしました。シンプルにうまい。これがある意味シンプルにかわいい榛名に一番合うと思います。ただかわいい女とただうまい酒を飲む。これより幸せなことはない!
仙台在住、手に強い執着を持つ。ほとんど吉良吉影ですよね。